金壽堂
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」
遠い昔に古典で暗証させられた平家物語の冒頭文。
日本人は梵鐘の音に親しみながら、独特の文化を生み出してきたとも言えます。
その当たり前のように聞いていた近くのお寺からの梵鐘の音。
いつの間にか、久しく感じる世になってきました。
それと同時に梵鐘づくりも衰退し、昔ながらの技法で今も守っている企業は、全国でも数社を数えるだけです。
伝統は守り続けたいが、それだけでは存続しない。
新たな世代に引き継ぐ術は無いか・・・。
日々勉強しながら新たな事に気づくことの幸せを感じ
記録に残していきたい。